NYダウは前日比221ドル安と4日続落。反面、ナスダックは続伸となり年初来高値更新へ。
米地銀のパックウエスト・バンコープの経営不安。
さらに米4月PPIの上昇率が21年1月以来最小となったことから米長期金利が低下。
その金利低下を好感する形でナスダック銘柄が買われています。(過剰流動性相場)
残すところ、買いシグナルポイントを突破していないのはS&P500だけとなります。
米債務上限問題をクリアし、次なるステージ(中間反騰の延長波)へ突入していくのか?
それともデフォルトを機に買いシグナルに転換出来なかったS&P500に合わす形で
『逆業績相場』へ入っていくのかに注目となります。
日経先物は重要下値ポイントを割るまで下がりそうで下がっていかない展開が続きます。
下の4時間足のリズムラインを見ての通り、上値はきれいに下げ波に沿って下落中です。
(今は日足上げダビンチラインと4時間足の下げ波の三角保合い状態)
重要下値ポイントを割るのが先か?それとも下げ波を突破するのが先かに注目です。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 29150円。下 29000円。
注目点
・本日はSQ日。
週末だけに29000円を上回って引けるのかは誰しもが注目することになります。
このポイントを割ってくれば、週末ということやSQ通過後の大台割れとなるだけに
下値抵抗線の28900円に近づくまで売りが出てくると思われます。
割れなければ下げ波を上抜く想定が必要となってきます。