朝一コメント:フェニックス

NYダウは前日比38ドル安と5営業日ぶりに反落。
3月の米CPIは前年同月比の上昇率が5.0%となり、市場予想の5.1%を下回りました。(9カ月連続での鈍化)
3月が市場予想以上に低下したことで4月の低下はほぼ確定。(金融不安による米銀の貸し渋り期間に入るため)
5月FOMCがラスト利上げ(0.25%)となります。

米国市場の動きを見るとほぼ全てを織り込んでいる動きとなっています。
チャートで見れば、今は上値抵抗線に近い位置ですから、もっと利益確定が出てもいいタイミングです。
ですが、チャートを崩す売りは出ていません。
今後本格化する主力企業の決算内容を見極める流れに入ったものと思われます。

企業決算が好調であれば逆業績相場に入る前の『中間反騰』がもうしばらく継続することになります。
中間反騰が継続する場合はNYダウのチャートに示した上値抵抗線を上抜けする展開となります!
企業業績が悪化していれば上値抵抗線を上抜くことなく逆業績相場に突入していく流れとなります。

日経先物は米CPI発表後に28240円まで上昇。その後は上げカウントを崩す展開へ。
上げカウントを崩したことからここから『下げのN字』を形成する展開を想定していくことになります!
一時的に下げの想定をしていきますが、必ず為替をセットで注視して下さい。
為替が上値抵抗線を上抜けしてくれば上昇に備えていきましょう☆

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 27980円。 下 27790円。

注目点
・目先27430円を割る展開を想定。(長期狙いの買い場提供の下げを期待)

・日足の上げ波はまだ割っていないため、基本的に切り返しでの売り狙いがベスト!

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