NYダウは108ドル安と続落。
米中首脳会談は『さらなる協議で合意』と次に繋がったため、こちらは一安心。
ただ、週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回る内容となり、
前日の5月ADP全米雇用リポートに続いて労働市場の軟化を示す内容となっています。
今晩の米雇用統計が市場心理を大きく傾ける内容となるかに注目です!
悪過ぎれば下げ。適度な悪化であれば金利低下を好感して上げとなります。
チャートではデリケートな位置。ただ、一つ言えるのは、
下がったとしてもまた上値を試すということ。
米国が景気後退入りとなるまで常に切り返しの想定を持ってみていきましょう!
・トランプ大統領とイーロン・マスク氏の決裂が鮮明へ。
・テスラ株が大きく下落。(市場心理悪化)
・大型減税法案は強気投資家の命綱。
ちょうど下げ波が推移しているタイミング(下げ周期)で
株価は想定以上に強い動きとなっています。(売り手が少ない!)
今晩の米雇用統計を無難に通過すればもう一段の上昇を想定していきましょう。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 37620円。下 37300円。
37520円が日足の25MA。
ここを終値で上回っているかに注目!
割ってから上昇していくのと割らずに上昇するのとでは、
上昇力に大きな差が出ます。
37620円に各時間軸のMAが集中しています。
ここを抜けてくるには材料が必要となります。
抜けるとすれば米雇用統計後でしょうから、
本日の場中の高値は37620円までとみておきましょう!
37300円を割ってもすぐ下には
37220円から37210円の下値抵抗帯があります。
下値を切り下げた時に追いかけるような売り方は避けましょう。
(下げカウントも消化している!)
