NYダウは8日続伸。(終値は半値戻しの攻防)
マイクロソフトを筆頭に目の前の業績はまだ強く、
素直にそれを好感。(季節柄この時期は強い。セルインメイ。)
4月の米ISM製造業景況感指数は
好不調の境目となる50を3ヶ月連続で下回りました。
前月よりは上向いていたため市場は好感しましたが…。
ただその中身を見ると仕入価格が上昇傾向にあることが分かります。
これはCPIやPCEの先行指数に直結するため警戒感が必要となります。
インフレ率が上昇すれば利下げ想定が崩れる!
雇用悪化=消費低下=企業業績悪化
物価上昇=経常収支悪化=業績悪化
金利高止まり=株価下落時の耐久性が弱い
日銀の展望レポートから早期利上げ観測が後退し、
円安に合わす形で日経先物は37000円台まで上昇しています。
個人的には第2回関税交渉を睨み、日銀会合後は為替に利食いが入り、
日経先物も一服していくのかな?とみてましたが、期待は大ハズレ。
(60分の上げ波に沿ってノンストップ上昇)
日米市場共に目の前のリバウンド相場を言語化すれば、
『関税交渉は最悪を織り込んだ状態。交渉が終わるまでは買い!』
『リセッションに入るなら景気刺激策は当然してくるだろう!』
『利下げによって長期金利は低下する。金融相場への期待。』
このリバウンドはあくまで期待値相場の位置付け。
金融相場に入る前の中間反騰と考えていきましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 36890円。下 36600円。
36820円から36830円が上値抵抗帯。
調整に入っていくのであればこの上値抵抗帯では
売りが出てくる予測となります。
本日は37000円以上で引けてくればカットするつもりで
本日は36800円以上を売り対応です。
36600円を割るまではまだ切り返しの想定は必要です。(まだ初押し!)
下がった位置では売らず、出来る限り切り返した位置を狙いましょう。
36350円に言語化が集中しています。
止まる予測値として注目です。
