2023年10月30日 米国株式市場は上昇
イスラエルによるガザ地上戦作戦が慎重に進められているとの判断から脅威が緩和し、買戻しが優勢となった。
その後も値ごろ感からの買いや、FRBの利上げ見送り観測を受け、終日堅調に推移した。
東京株式は模様眺めムードが広がりそう
現地30日の欧米株式は上昇したものの、日銀金融政策決定会合の内容や、植田日銀総裁の記者会見を確認したいとして、積極的な売買にはつながりにくいとみられる。
YCCの再修正も想定されるため、重い値動きとなる場面も想定される。
消去法的に、好決算銘柄への個別株物色が中心になりそう。
用語解説
YCC:長短金利操作
その他の考慮点
米国の経済成長鈍化懸念
中国の不動産市場の不透明感
全体的な見通し
米国株式市場は、FRBの利上げ見送り観測や、中国の景気刺激策期待から、堅調に推移する見込み。
東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合の結果や、世界経済の見通し次第で、方向性が不透明。
補足
米国では、11月8日に中間選挙が実施される。選挙結果次第で、政権の経済政策に影響が出る可能性がある。
ご参考になれば幸いです。