朝一コメント:フェニックス

NYダウは204ドル高と5営業日ぶりに反発。

・テクニカル下値メドからの自律反発
・米長期金利の上昇に一服感

10月の米購買担当者景気指数(PMI)は製造業とサービス業ともに前月から改善。
製造業は50.0と6カ月ぶりに好不況の境目となる50に達しています。
(お伝えしていたように夏から持ち直し傾向)

米国経済は基本的には前倒し需要。このまま来年3月まで長期金利の高い状態を続けた場合、
高確率で来年の今頃は景気後退期に入ります。(米長期金利が急低下した時がそれの合図)
ここから来年3月まで米政府は一番難しい舵取りの時期に入ります。
一つ間違えれば債券と株式にクラッシュをもたらします。

引き続き、米金利には注視しておきましょう!

米金利の注意点
・4%に向かって低下している段階は大丈夫。
・4%まで下がりその後揉み合えば理想的。
 ドスンと急低下した時は警戒。リセッションを織り込む相場移行へ。
・5%以上に再度上昇すれば要警戒。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 31360円。 下 31040円。

注目点

・日経先物は31210円の下げカウントを崩しています。
 二番底形成とみている場合は『買うタイミング』となります。
 ただし!今回は新規の上げカウントを発生させてくるとみておりますので、
 この切り返しの後の押し目を狙うのも一手です。
 (上げのカウントを消化しながら切り返していることや日銀会合までは揉み合い想定であるため)

・31040円を割るまでは30550円からの上げカウントが継続中。

・VIXが上昇しているため基本的にディーリング相場と読むのが妥当。
 日銀会合までは短期トレード主体の動きが続くと思われます。

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