注目された6月CPIは市場予想を下回る展開となり、利上げ長期化懸念が後退。
NYダウは3日続伸。NASDAQ、S&P500は年初来高値となりました。
米国市場はNYダウが下値抵抗線を割るまでは弱気になる必要はありません。
(ベア相場に転換するには日柄が必要)
6月の米CPIは前年同月比の上昇率が3.0%と5月の4.0%から鈍化。
コア指数も4.8%と5月の5.3%から伸びが縮小しました。
3月の金融不安から順調に低下しています。(夏場にかけてインフレ率が低下することはお伝え済み)
今晩発表の6月米卸売物価指数(PPI)でもインフレ率の低下が示されるか注目となります。
米CPI発表後、為替は大きく円高に振りましたが日経先物は切り返しの動きを見せました。
円高は海外勢の利益確定売りを誘発させます。
円高が止まるまで日経先物は上値の重たい展開が続きます。
(円高が止まってこそ、指数の上値が軽くなる。止まるまでは上値が重たい。)
すでに下げカウントを消化しています。ここからの下落は下値を切り下げても
すぐに切り返す想定となっていきます。長期狙いの買いを狙っている方は、
ここから資産管理をしっかと行いながら買いを探していくタイミングとなります。
短期トレードを中心に行っている方は、まだ下げカウントが継続しているため、
売り狙いが基本となります。下げカウントを消化していますので、売り狙いは出来るだけ
背にするポイントやラインに近いところを狙うよう心掛けていきましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32240円。下 31900円。
注目点
・32220円から32240円が上値抵抗帯。(60分足のチャネルライン・4時間足の25MA)
ここを抜けてくれば32460円を試す展開となります。
32460円を割ってこそ、やっと下げカウントを崩すことになります。
今はまだ初戻りの波動であることを理解しておきましょう!
・31910円から31890円が下値抵抗帯。
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本日、前場だけお休みを頂きます(汗
デイトレポイントの配信は帰り次第お伝えします。