朝一コメント:フェニックス

NYダウは344ドル高と反発。(あと250ドル程度で最高値更新)
半日取引でありましたが、株価を押し上げる材料は盛り沢山でした。
・米雇用統計が良好な結果となり、米経済悪化懸念が後退。
・米政府が5月に導入した半導体設計ソフトの対中輸出規制を撤回
 したことが明らかに。(あとは半導体分野別関税の発表待ち!)


米雇用統計の好調さを疑う人が多いですが、
新規失業保険申請者数の好調さからすれば今回の雇用統計が
好調となるのはある程度、予想の範囲内となります。
来月も新規失業保険申請者数を雇用統計の先行指数としてみていきましょう!
・現時点では皆が思っている以上に米経済は強い。
・米企業の多くが設備投資を増額している。(5月時点)
・自社株買いも過去最高レベルのため買い切るまでは米国株は底堅く推移。
・実質個人消費は低下中。建設支出も低下中。弱気派はここを警戒している!
 経済が先に低下するのか?!それともこの消費低下が一時的なもので終わり、
 反動期となって米経済を押し上げるのか?!(トランプ減税も追い風に!)
 このファンダを念頭に置きながら相場の動きを読んでいきましょう。
 (テクニカルはファンダメンタルズを複合させて思考することで信ぴょう性が高まる。)

日経先物は日足と4時間足の上げ波に沿って上昇。
来週はETFの分配金の捻出売り(約1.5兆円分)が控えています。
今回発表された過去最高の自社株買い枠から考えれば、
このETF売りは吸収できてしまう予想となりますが、
こればかりは蓋を開けてみないと分かりません。

とりあえず、目先は各時間軸の上げ波を参考に判断していくことになります。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 40150円。 下 39770円。

日足と4時間足の赤ラインの上げ波に沿っての切り返し。
4万円以上で引ける力があるのかに注目です。

4万円以下で終わるようであれば、上回らなければ上げ波が揃っているわりに
「上昇力が弱い」という判断となります。
市場は来週のETF売りを警戒しているとみていくことになります。
(13MAまで試す想定が必要に!)

40190円から40240円が上値抵抗帯。
来週のETF売りを考慮すればこの上値抵抗帯を
本日、抜くのは厳しいと読むのが妥当!
半値戻しの40150円をデイトレ組は意識していきましょう。

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