NYダウは126ドル高と反発。
4月の米卸売物価指数は市場予想を上回りましたが、
同時に3月分が下方修正されたことで物価上昇への過度な警戒が後退しました。
発表直後こそ米長期金利は上昇しましたがその後は徐々に低下へ。
(NASDAQは市場最高値間近まで上昇)
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米国市場は夢想モードに突入済み!
米国市場については繰り返しレポートで『GW明けから自社株買いが始まり、
それが指数を押し上げてくる』という説明を致しました。
先頭を走るのはもちろんゴールドマン・サックス!
一歩出遅れたJPモルガンもいい上昇を見せてくれています☆
指数を先読みする時は必ず個別株の動きを見ましょう!
米国市場は想定通りの動きとなっていますが、
日本市場は連れ高とはならず『揉み合い』が続いています。
為替への警戒感。2025年3月期の業績を保守的に発表する企業が多いため、
海外勢は上値追いに対して様子見姿勢を続けています。
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海外市場が強いため売り仕掛けも行ってこない。
米国市場が史上最高値更新となれば、
さすがに問題を抱えた日本市場であっても出遅れ感から買われます。
ただ、問題が解決していない以上は『戻り』と読むのが妥当となります。
日経先物は非常に難しい位置です!
目先は38810円に注目!抜けばもう一段の上昇へ。
ただ、39920円までと読むのが今は妥当となります。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38740円。下 38330円。
38740円を抜けてくれば38810円から38890円の上値抵抗帯を試します。
米CPIの結果によってはこの上値抵抗帯を抜けてくる可能性もあります。
抜けた場合は『39820円から39920円』の上値抵抗帯を試します。
為替問題が解決していないことや、日本の長期金利が上昇しているため、
現時点では黄5への移行は考えにくいです。
4時間足で示している下値抵抗線を割ってくれば
下値を試す展開に入ってくると思われます。
こちらも米CPI後の動きに注目となります。
今は為替や日米の株式市場が相関していないため、
非常に動きが読みにくいタイミングです。
難しい位置ということを理解しながらトレードする必要があります。
(2回連続で負けた時は一度休むようなルールを作りましょう!)
【寄り付きトレード】
38,740円 買い(A)
38,740円 決済(B)
結局、今日も同じ動きでした。
しばらくは、こんな周期が継続します。