NYダウは422ドル安と大幅に3日続落。
インフレ圧力の根強さを背景にFRBの利下げ開始が遅れるとの見方から利益確定売りが出ました。
簡単に説明しますと…
長期金利が中立金利に近づいたり、上回ってきた場合、
この金利水準で企業は大丈夫なのか？経済は悪化しないのか？
この確かめが必要となります。
今はその確かめの調整波動だと理解しましょう！
まずは四半期決算をみて企業業績が伸びているかの確認をする。
そして、次は長期金利の上げ止まり後の経済指標を確認し、
経済が悪化していないかの確認をする。
大丈夫だと判断ができれば買い戻しを入れていく。
これが基本的な流れとなります。
指数が崩れそうに見えても、主力組はまだ底堅い動きをしてます。
森(指数)を読む時は必ず木(個別株)を見ましょう！
指数が下がってきた時は必ず主因を見つけ、
その主因のチャートを分析しましょう！(今回であれば原油と長期金利)
そこを見ながら調整終了の判断をしていくことになります☆
3月の米CPI
前年同月比の上昇率は3.5%。伸びは2カ月連続で拡大。
原油高でエネルギー価格が1年ぶりに上昇。
また、エネルギーと食品を除くベースでも予想を上回っている状況。
モノの価格は23年後半以降、1.5%以下と落ち着いている。
3月は家賃の高止まりなどを反映して5.3%と前月から拡大傾向。
米CPIの最大の上振れ要因は中東情勢の悪化による原油高。
ファンダによる円安加速のため、日本政府は為替介入が出来ない。
(今すれば為替操作国認定。日柄が必要)
日経指数は先週より調整波へ突入していることはレポートでお伝え済み。
日米の長期金利が落ち着けば次の上昇波へ移行します。(今は一休み)
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本日は日経先物の注目ポイントは、上 ３９２１０円。下 ３８９６０円。
３９２１０円を抜けば３９３００円から３９３３０円を試す展開へ。
３９０００円から３８９６０円が下値抵抗帯。
ここを割れば３８７８０円を割れるまで売り狙い対応となります。
本日は日足の上げ波や４時間足の下値抵抗線を割るかに注目です！
割れば調整入りが確定しますので、次の日足ベースでの切り返しは
売りが狙いやすくなります。これについてはまたナイトコメントでお伝えします。
【寄り付きトレード】
39,210円 買い（Ａ）
39,410円 決済（Ｂ）
＋200円
