朝一コメント:フェニックス

米政府閉鎖は回避。
これにより米国債の格下げ懸念が後退するため一旦の長期金利の低下が予想されます。
目先はドル安・円高へ!今回の日米の調整波動は長期金利の上昇を嫌気した下落でしたので、
為替よりは長期金利の低下を好感した動きが優先されることなります。

ただし…

米国ではインフレ圧力の根強さ、自動車大手のストライキ問題、
学生ローンの返済再開といった景気への逆風が併存しているため
米金利の先行きは不透明感が根強い状態です。
ここからの金利低下はあくまで米政府の閉鎖を懸念した部分だけ低下することになります。

次の年度末の予算は超重要です。

今回の米議会の合意は45日間の予算執行を認める内容にすぎず、
財政運営をめぐる政治的な対立が根本的に解消されたわけではありません。
年度末の予算が成立しない場合は政府の予算が削減ため、
アメリカで出回るドルの現金の総量が減ることを意味します。
それはつまり米国株の下落をを意味します。
今回の米政府機関の閉鎖問題はあくまで先送りされただけであることを理解しておきましょう!

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32130円。 下 31920円。

注目点
・本日の寄付きは米議会の閉鎖会費というファンダ要因から始まる日となるため
 事前予測は難しい日です。今言えることは32130円を抜けば、
 下の4時間足の黄3の波動の波動に入るということ。
 寄付き後はまず『32020円から32030円』に上値抵抗帯がありますので、
 ここを抜けてこれるのかに注目しましょう!

・米長期金利と株価、為替の3点から考えると目先の長期金利の低下が確定しているのであれば
 31920円は本日は割れない予測となります。

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