朝一コメント:フェニックス

NYダウは前週末比90ドル安と5日続落。
米国で銀行の破綻が相次ぎ、金融システムを巡る不安の高まりを背景に銀行株を中心に下落。
利上げ停止を織り込む流れから2年債は4%まで低下。10年債は3.5%まで低下。
来週のFOMCで市場予想通りに利上げ停止の流れとなるのか要注目となります。
ただその場合、今回の金融不安はそれほど深刻なのだと市場が過度に受け止める可能性があり、
スタグフレーション懸念も誘発されてしまう可能性もあります。(一番危ない下落を誘発させる可能性)
週末レポートでもお伝えしておりますように、しばらくは恐怖指数のVIXに注目しておきましょう!
(VIXが緩やかな低下となるまで。乱高下しているうちはまだ危険領域です)

日経先物は円高を嫌気し、一時27000円まで下落。
次の上昇波動に入っていくならここで止まるというポイントから切り返しています。
先週末から利上げを織り込む動きを見せているだけに今晩の米CPIの動きは要注目です!
長期金利が上昇すれば円安に振る展開となり、その場合日本市場には追い風!
ただし!!スタグフレーション懸念からの下落となっていけば、日本も連れ安していくことになります。

流れが分からない場合は、今一度、週週間前からの週末レポートを読み返して下さい☆
それでも分からない場合は遠慮なくご質問ください!
質問してもまだ理解できないと言われる方は日足の下げ波を抜くまでは調整波動が続くとだけ理解して下さい☆

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 27350円。下 27110円。

注目点
・本日は今晩の米CPIを睨んだ動き。
 27000円まで下がってきていますので、目先は下げ渋りを見せてくる位置となります。

・27110円を割ってくれば26900円を試す展開へ!
 さすがにこの26910円は米CPI前と考えれば割らないと考えます。

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