NYダウは386ドル安。
朝方急伸していたテック株はその後、一転急落へ!
好材料出尽くしという解説となるが、
下落の震源地は『仮想通貨』と考えるのが妥当です。
昨日の一斉の下落が始まったタイミングでは、
若干、仮想通貨の方が仕掛けが早いです。
ビットコインの下値を現在計算中ですが、
仮想通貨がここから縦下がりとなればさすがに株もそれにつられて
大きく調整に入ります。GSやエヌビディアのチャートを見ての通り、
日足はまだMAに支えられているタイミングですので正念場の位置とも言えます。
昨日の米経済指標を見ても、米国経済は悪くありません。
企業業績も申し分なし!長期金利も変動なし!
となれば、懸念するのは仮想通貨のみとなります。
仮にここから仮想通貨がさらに暴落した場合、
株ももう一段の下落となり、本格調整に入ると思われます。
今の経済は株高で持っているようなものですので、
4月の関税下落のようにV字回復できれば問題ありませんが、
下落後にモタモタするようであればそのまま調整が長引いていきます。
とりあえず、目先、買い方は正念場を迎えることになります。
TOPIX型に移行されている方はそこまで心配される必要はありません。(円安のため!)
テック株をお持ちの方は警戒しておきましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 48750円。下 47960円。
47600円から47500円がぶ厚い下値抵抗帯。
カウントから思考すれば47960円以下まで買いは引き付けたいところ!
(切り返してもここは気にしない方がいい。それだけ難しい動きだということ!)
下値の深さは不動産株の動きに注目。
円安局面は基本的に押し目で買いが入りやすくなります。
不動産株が下がっているような時は深押しを想定しましょう。



