朝一コメント:フェニックス

NYダウは173ドル安と3日続落。
実質GDPの大幅な上方修正、週間の新規失業保険申請件数の発表から
「目の前の米国経済は強い!」ということが示されたことで、
利下げ期待が後退し、利食い売りに押されました。
・金利が上昇すると個人投資家は売りを出す。
・今まではその売りを自社株買いが吸収し、上昇してきた。
・10月から自社株買いが再開する。

新規失業保険申請者数は先週から更に大幅に減少。
失業保険受給者も順調に低下しており、完全にピークアウトを示しています。
米労働市場については報道されている内容ではなく、
新規受注が上回っているため雇用は回復していくというのが私の見方です。
年末にかけて雇用が悪化していくのか?
それとも回復傾向となるのか?要注目です。
・利下げをしたことで超長期金利は以前より上昇しにくくなっています。
・4.5%を上回ってくれば警戒感が出ますが、それまでは大丈夫だと思います。

米GDP成長率は改定値から0.5%の大幅な上方修正となり、
4月~6月期のGDPは3.8%成長となりました☆
(お伝えしている4%に向かって上昇中)
個人消費と民間投資の国内需要は1%の大幅な上方修正☆
マスコミやエコノミストは、トランプ関税政策は個人消費の低下を招く・・・と、
予想していましたが、大ハズレとなっています。

米耐久財受注全体は市場予想を大幅に上回り前月比で2.9%の激増。
先月分の減少分を帳消しにしています☆
コア指数をみても市場予想を大幅に上回り、前月比で 0.4%の増加。
足元で米企業の設備投資は順調に増加傾向にあります。

米国経済は強いということは分かっていましたので、
この展開は想定通り。ドル円は一気に150円に迫ってきました。
繰り返し、米利下げの発表と共に次の円安波動は始まると、
告知してきました。1回目の買い指示は140円。2回目は142円。
3回目は147円以下の押し目。そして、今回、日足の200MAを
突破してきたことで追加買いのタイミングに入っています。
米経済指標が強ければ強いほど円安は加速していきます。
長期で保有していきましょう☆

日経先物は60分足の200MAを参考にするよう解説済み。
ナイトは『200MA3回目の試し』となりました。
4回試せば割る…はテクニカルの基礎知識!
この知識からくる二手先の思考は、ナイトの下落はラスト買いタイミング!
200MAを背に買った方は割っても損が出ないように
少し利食い。残し玉で勝負していきましょう☆

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の日経先物の注目ポイントは、上 45490円。下 45250円。

ナイトは背にするようにとお伝えしていた60分足の200MAから切り返し!
米経済指標が強含むことをわかっていたトレーダーであれば
買い勝負ができたタイミングです。(円安=買い材料)

買い方にとっては60分足の200MAと上げ波が重なってくる45150円を
このまま割らずに上昇してほしいところです。

45720円を抜けばETF売却はすべて織り込み済みへ。さらなる上値を試します。

※1988年と同じであればここから円安によって日経平均は上がっていきます。

タイトルとURLをコピーしました