NYダウは4営業日ぶりに反落。
引き続き先行指標銘柄である金融株は上昇!
2024年12月の米小売売上高は前月比0.4%増と
市場予想の0.5%増には届かない内容となっています。
ただ中身をしっかり見るとコア小売売上は前月比で0.7%の増加となっており、
中身は強い内容となっています。
ただ、メディア報道では長期金利を下げたい意図なのか分かりませんが、
『悪化した』という解説が目立ちます。
米経済は引き続き好調が続いています。企業業績も今のところ絶好調です。
日経先物は日銀の利上げ発言が効いており、24日まで上値の重たい展開が続きます。
今月上げるならなぜ12月の利上げを見送ったのか?
賃上げの確認が取れるまで利上げはしないという説明はどうなったのか?
ここで利上げをするのであれば12月の利上げ見送りは
国内事情はまったく関係がなかったということになります。
市場から信用を失えば政策変更は反対に動きます。
(円安を止めたいだけの利上げであれば、利上げ後に円高へ!)
24日が8月1日の再現とならないことを祈りたいところです。
これについては週末レポートで解説します。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38580円。下 38230円。
38560円から38590円上値抵抗帯。
この上値抵抗帯を抜けてくれば逆三尊を形成してくる可能性が高まります。
60分足の100MAを抜けば4時間足の25MAも
上抜けしてくることになり需給改善となり上げやすくなります。
38230円を割れば38010円を試す展開となりますが、
ここからは反発に集中していくタイミングに入るため
売り狙いは有効ではありません。
(ステージ3のダイバージェンスや5のカウント位置であるため!)
売りを狙う場合は38580円の上値抵抗帯まで最低限引き続けたいところです。