11日のアメリカ株式市場は、NYダウが前営業日から304.14ドル上昇して44,293.13ドルで取引を終え、続伸しました。ナスダック総合指数も11.986ポイント上昇して19,298.763ポイントとなり、5日連続で上昇しています。出来高は、NY市場が約9億6,821万株、ナスダック市場が約74億750万株でした。NYダウは連日、ナスダック総合指数は4日連続で終値の過去最高を更新しています。
この日はベテランズデーの影響で市場参加者が少なかったものの、トランプ次期大統領が掲げる規制緩和や減税政策がアメリカ経済をさらに支えるとの期待が高まり、NYダウは一時500ドル近く上昇する場面も見られました。NYダウの銘柄の中では、セールスフォースやハネウェル、ゴールドマン・サックスが特に値上がりしました。
一方、12日の東京株式市場はもみ合いが予想されます。11日のアメリカ市場では、NYダウが連日で上昇し、ナスダック総合指数も4日連続で過去最高を記録しましたが、日経平均株価に影響を与えやすい半導体関連のSOX指数（フィラデルフィア半導体株指数）は続落しており、株価はまちまちな動きになる見込みです。為替相場では、ドル円が1ドル=153円半ば（11日時点で153円63-65銭）と小幅な動きが続いています。
