NYダウは504ドル安と続落。
今晩発表の米GDPで消費の低下が確認された場合、
『利下げ催促相場』に突入する可能性があります。
23日夕に発表されたテスラの2024年4-6月期決算は市場予想を下回り、
一時13%近くまで下落。(買われ過ぎていたことによる反動安)
アルファベットも決算を嫌気し、大幅安。
マイクロソフトやアップル、アマゾンなど、
これまで市場をけん引してきた企業の決算が
市場予想に届かないのでは?との業績懸念が急浮上しています。
NASDAQは654ポイント安と大幅下落となり、
下落率は22年10月以来の大きさとなっています。
スピード調整で終わるのか?31日の金融政策は要注目です。
日経先物は高値からの10%押しとなり、
一期分の景気後退を織り込む調整へ。
次期総理候補と現総理から『利上げ要請』の発言が市場を直撃し、
急ピッチに円高が進み、それが株安の要因へ。(円キャリートレードの巻き戻し)
波形パターンでは2018年10月下落…もしくは、21年9月下落に類似。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38390円。 下 38070円。
『38350円から38380円』が上値抵抗帯。
38390円を抜けてくるまではまだ超短期軸でも下げカウントが続いています。
38390円を抜けてくれば『38620円から38660円』の上値抵抗帯を試します。
乖離率から考えれば自律反発想定位置です。
売り狙いは背にするライン(上値抵抗帯)まで待ちましょう!
37850円から37830円が目先の下値最大値です。
日経VIが20を超えてくれば要警戒。
(2018年10月からの下落と同じパターンとなる可能性あり!)
【寄り付きトレード】
38,070円 売り(A)
38,010円 決済(B)
+60円