2024年7月2日
米国株式市場は反発し、NYダウとナスダック総合指数が共に上昇しました。特にナスダック総合指数は、過去最高値を更新しました。一方で、東京株式市場は、前日の日経平均株価が上昇したものの、上値が重く、売りが優勢になる可能性があります。
【考察】
米国市場は、フランスの下院選挙への警戒感が後退し、買いが優勢になりました。特に、NYダウは一時的に320ドル近く上昇する場面もありました。また、ハイテク株の比率が高いナスダック市場では、テスラ、アップル、マイクロソフトなどが上昇しました。
【その他の考慮点】
米国の6月のISM製造業景況指数は市場予想を下回りましたが、相場への影響は限定的でした。
【全体的な見通し】
米国市場は引き続き上昇傾向にありますが、東京市場は売りが優勢になる可能性があります。
【用語解説：初心者向け】
- NYダウ：ニューヨーク証券取引所に上場している30種類の代表的な株式の平均株価を示す指数です。
- ナスダック総合指数：アメリカの電子証券取引所であるNASDAQに上場している全銘柄を対象とした株価指数です。
- ISM製造業景況指数：アメリカの製造業の景況を示す指数で、50以上であれば業界の拡大を、50未満であれば業界の縮小を示します。
- ハイテク株：情報技術（IT）関連の企業の株式のことを指します。テスラ、アップル、マイクロソフトなどが該当します。
