2023年12月18日
【東京株式市場展望】軟調な値動きが想定される
本日の東京株式市場で日経平均株価は、軟調な値動きが想定されます。
前週末の米国市場ではダウ工業株30種が小幅続伸し過去最高値を更新しましたが、日本株は日銀の金融政策決定会合や国内政治への警戒感から売り先行が見込まれます。一巡後は、イベントを前に様子見が強まりそうです。
考察
日経平均は、シカゴ日経先物にサヤ寄せする形で売りが先行するとみられます。米国株が底堅い中で前週末の現物株を下回っており、日銀会合や国内政治を警戒した売りにみえます。日経平均は先物主導で売りが先行しそうです。
朝方の取引が一巡した後は、あすの日銀会合や総裁会見といったイベントを前に、様子見が強まりそうです。為替は依然として不安定とみられており、イベント通過までは株式市場でも動きにくさが意識されるでしょう。
一方、米国市場ではハイテク株は底堅い値動きだった。国内でも日経平均への寄与度の高いハイテク株がしっかりとなれば、日経平均も底堅さが意識されそうです。
その他の考慮点
・日銀会合の結果次第では、日経平均の方向性が大きく変わる可能性がある。 ・国内政治の動向も、投資家の心理に影響を与える。
全体的な見通し
日銀会合の結果次第では、日経平均は大きく上昇する可能性も秘めている。しかし、日銀が現行の金融緩和政策を維持した場合は、売りが優勢になる可能性もある。
また、国内政治の動向次第でも、日経平均の方向性は大きく変わる可能性がある。
用語解説【初心者向け】
- サヤ寄せ:先物取引で、現物価格と先物価格の差を小さくすること。
- イベント:日銀会合や総裁会見など、投資家の心理に大きな影響を与える出来事。
- 様子見:今後の状況をうかがう意図で、投資や取引を控えること。
- ハイテク株:情報技術関連の企業の株式。
場中解説
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