2023年9月27日10時15分現在
日経平均株価の大幅続落
- 27日の日経平均株価は、前日比291円68銭安の3万2023円37銭と大幅続落してスタート。
- その後、心理的なフシ目の3万2000円を1カ月ぶりに割り込んだ。
- きのう26日に大幅に下落した弱い動きや、現地26日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が反落したこともあり、売りが優勢となった。
日経平均株価の推移の要因
- 26日の日経平均株価が4日続落したことによる売り一巡の反動売り
- 米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め加速への懸念
- 中国経済の減速懸念
今後の見通し
- 米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め加速への懸念や、中国経済の減速懸念が続く限り、日経平均株価は下落圧力にさらされる可能性がある。
解説
- 日経平均株価:日本を代表する株価指数。東京証券取引所第一部に上場する225銘柄の時価総額を加重平均した指数。
- 大幅続落:前日比で2%以上下落すること。
- 心理的なフシ目:心理的に重要とされる価格水準。
- 米国株式市場:米国の株式市場。
- NYダウ:ニューヨーク証券取引所のダウ工業株30種平均。
- ナスダック総合指数:ナスダック証券取引所のナスダック総合指数。
- 米連邦準備制度理事会(FRB):米国の中央銀行。
- 金融引き締め:FRBが金利を上げたり、国債を売却したりして、経済を冷却させる政策。
- 中国経済:世界第2位の経済規模を誇る中国の経済。
上記の点を踏まえて、日経平均株価の今後の見通しをまとめると、以下のとおりです。
- 米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め加速への懸念や、中国経済の減速懸念が続く限り、日経平均株価は下落圧力にさらされる可能性がある。
- しかし、FRBによる金融引き締めが一段落した場合には、日経平均株価は反発する可能性がある。