朝一コメント:フェニックス

NYダウは前日比431ドル安と反落。1月の米卸売物価指数が市場予想を上回り、連日で強い経済指標を確認。
そのタイミングにクリーブランド連銀のメスター総裁が2月1日のFOMCで0.5%の利上げを主張していたことが明らかとなり、
米長期金利が反応。昨年12月以来の3.87%水準まで急上昇となりました。

株は経済のバロメーターです。株が下がり、購買意欲が落ちてこそインフレ率は低下します。
株高状態でインフレ率を低下させる…そんな夢のようなことが本当に出来るのか?
そこを考えながら米国市場を見ていく必要があります。
今の状態ではインフレ率の5%ラインが壁になることが目に見えています。
米長期金利が4%を上回る水準が続くことで金融引き締めが効き、市場の熱が冷め、インフレ率の低下が見込めます。
詳しくはまた週末のレポートでお伝えします。

さて、日経先物ですが2日前の下落によって短期軸が弱まったことはお伝えしました。
あとは長期軸を弱める調整となるのか注目していきましょう!

騰落レシオは126Pと6日間連続で120Pを上回っています。
個別株をトレードされている方はも突如急変となる想定をしながらトレードしましょう!
ここ半年、指数が調整に入ればインバウンド関連株が物色されるというリズム(癖)です。
(円安=インバウンド関連株の物色)

円安となれば指数は下がりにくいわけですが、こういったインバウンド株が物色されない場合、
これもまた相場の下げの強さを計る上で重要となります。(『木』を見ながら『森』を考える)
日経先物をトレードされている方もインバウンド関連株の動きはチェックされてみて下さい。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 27580円。下 27330円。

注目点
・4時間足の100MAラインを割ってくればチャートはさらに下を向きます。
 27490円を割れからの動きは要注目です!!

・60分足のチャートに注目。
 27630円の切り返しの高値は交点価格が効いています。
 下げ波を通過するまでは下値を試す展開が続きます。
 4時間足と同様に、引き続き、売り狙いが有効です。

・27580円を上回らない限り、超短期波動でも下落波動が継続中。

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