朝一コメント by Phoenix

この記事の投稿日時:2026年10月16日 08:18
NYダウは556ドル高、NASDAQも小幅反発。
相場の中身を見ると、この上昇はAI関連株の回復ではなく、
AIから消費関連・ヘルスケアなどへの資金移動が中心となっています。

米10年債利回りは一時5.03%まで低下。
AI企業の信用不安から米国債が買われ、
金利低下が株式市場を支えました。

一方、警戒したいのがAI企業の資金調達と投資回収です。
コアウィーブの信用リスクを示すCDSスプレッドは過去最高水準に拡大。
さらに、アンソロピックの売上成長率鈍化や、
AI設備投資の収益性への懸念も浮上しています。

加えて、米CPI・PPIがともに市場予想を上回り、
原油高によるインフレ再加速から追加利上げへの警戒も続いています。

市場が最も警戒しているのは、
原油高 → インフレ再加速 → 米長期金利上昇 →
AI企業の資金調達悪化 → 設備投資減速 → 半導体需要への悪影響。

現時点ではAI需要そのものが崩れたわけではありません。
資金調達に依存する新興AI企業と、
豊富な資金力を持つ巨大IT企業は分けて考える必要があります。

今後の焦点は、AI企業の信用スプレッドとハイパースケーラーの設備投資計画。
AI設備投資の減額が広がるかどうかが、株高継続を判断する重要なサインになります。
月末のハイパースケーラーの決算に要注目となります。
重要ラインを割ってきていますので、この反発局面は現金比率を高め、
次の投資機会に備えていくのがベストと考えます。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 65910円。下 65050円。

65920円~65860円が第一上値抵抗帯。
66380円~66440円が第二上値抵抗帯。

日足の緑ラインを割るまでしばらくは揉み合い想定。
月末のハイパースケーラーの決算からの動きに注目となります。