この記事の投稿日時:2026年9月11日 08:30
NYダウは316ドル安と4日続落。
市場は再び「原油高・インフレ・金利上昇」の悪循環を警戒し始めています。
米国とイランの戦闘長期化への懸念から原油価格が急騰し、
WTIは102ドル台、ブレント原油は107ドル台まで上昇しました。
米PPIも前年比+5.4%と予想を上回り、
エネルギー高を起点としたインフレ再燃懸念が一気に強まっています。
米10年債利回りは一時4.95%近辺まで上昇し、
株式市場が強く意識する5%ラインが目前です。
米財務省は長期国債の買い戻しを実施しましたが、
需給不安とインフレ警戒を打ち消すには至らず、
金利上昇は止まりませんでした。
現在の市場は、
中東リスク → 原油急騰 → インフレ再燃 → 長期金利上昇 → 株式の調整
という構図に支配されています。
金利が上がりながら株が下がる局面は、単なる利益確定売りとは異なります。
割引率の上昇によって株価の評価そのものが切り下がりやすくなるため、
好決算を出しても株価が上がりにくく、企業には従来以上の上振れが求められます。
今晩の米CPIは正念場です。
インフレの強さが確認されれば、米10年債利回りの5%到達が現実味を増し、
株式市場ではもう一段の調整を警戒する必要があります。
一方、CPIが市場を安心させる内容となれば、金利上昇一服を手掛かりに、
短期的なリバウンドへ転じる可能性があります。
日経先物に関しては日足のリズムラインを見ての通り、
青ラインの下げ波に沿って下落中です。
(青ラインの下げ波を抜くまで下げのタイムが続く…)
緑ラインを割らずに赤2の下値を決めてくるのかに注目です。
緑ラインを割れた時は、黄4の下値を再度試す展開に入ります。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 64590円。下 63790円。
今晩の米CPIを前に、売り方も攻めにくい。
昨日までの切り返しが単なるSQ都合だけのものなのか、
本日はそれを見極める日となります。
63790円を明確に割れば注意しましょう!

