NYダウは反落。6月米CPIは市場予想と一致。
ただ、関税による物価上昇が確認されたことで米長期金利が4.49%と
約1カ月ぶりの高水準まで上昇。主力株の利食い売りを誘発させました。
一方で半導体株は上昇。けん引役はエヌビディア。
AI半導体「H20」の出荷を再開する計画を表明。
4%上昇となりました。(中国レアアースへの駆け引き)
アドバンスト・マイクロ・デバイスやブロードコムなども上昇。
またグーグルによる大規模なインフラ投資が明らかになった
アルファベットも上昇となり、AI相場が継続!
NYダウは日足の13MAを割れましたのでここからはしばらく調整。
NASDAQが米国市場の相場を引っ張ることになります。
ドル円は参院選後を睨んだ動き。自公の過半数獲得が微妙な情勢となり、
消費税減税を織り込む動きとなっています。
昨晩の円安は米CPIのドル高が要因ですが、
とりあえずこの円安は選挙後に一旦出尽くしになると予想します。
(すぐに消費減税とはならないため利食い売りが出るだろうという予想!)
日経先物は選挙後まで方向感の出ない上下が続くと思われます。
買いを狙う場合は背にするポイントに近いところを狙うように心掛けましょう。
(上値追いは注意!買いはあくまで押し目のみ狙うタイミング!)
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 39700円。 下 39470円。
日足の13MAは39740円で推移。
本日は39700円から39740円を上値抵抗帯としてみていきましょう。
39510円から39470円が下値抵抗帯。
引き続き、短期トレード主体の動きが続きます。
上値を追った買いだけは避けましょう!
背にするラインをしっかりと日足から見極めて
トレード計画を立てていきましょう。
・短期トレード主体=売ったり買ったりのトレードが有効。
・揉み合い相場は損切り貧乏となりやすい。
大きな時間軸から背にするラインを見つけ、
ロスカットのラインを設定していくようにしましょう。
