今日の東京株式市場【環境認識】

2024年6月18日

米国株式市場と東京株式市場の動向について

【考察】 17日の米国株式市場では、NYダウが前日比で188.94ドル上昇し、5日ぶりに反発しました。また、ナスダック総合指数も168.138ポイント上昇し、6日連続で取引を終えました。出来高は、NY市場で8億3300万株、ナスダック市場で56億7521万株でした。ナスダック総合指数は6日連続で史上最高値を更新しました。

【その他の考慮点】 6月のニューヨーク連銀製造業景気指数がマイナス6.0となり、市場予想平均のマイナス11.3よりも小さく、米景気の底堅さが材料視されました。また、前週末14日に、右派台頭への警戒感から続落したフランス株価指数CAC40が3日ぶりに反発したことも安心感を誘ったようです。

【全体的な見通し】 18日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなる見通しです。日経平均株価は、17日に大幅反落した反動や、現地17日の米国株式が上昇した流れを受け、買い先行スタートとなるでしょう。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値が重くなる場面も想定されます。

【用語解説:初心者向け】

  • NYダウ:ニューヨーク証券取引所に上場している30種類の代表的な株式の平均株価を示す指数です。
  • ナスダック総合指数:アメリカの電子証券取引所であるNASDAQに上場している全銘柄を対象とした株価指数です。
  • 出来高:一定期間(通常は1日)に取引された株式の総数のことを指します。
  • ニューヨーク連銀製造業景気指数:ニューヨーク連邦準備銀行が毎月発表する製造業の景況感を示す指数です。
  • CAC40:フランスのパリ証券取引所で取引されている40種類の代表的な株式の平均株価を示す指数です。
  • 日経平均株価:東京証券取引所に上場している225種類の代表的な株式の平均株価を示す指数です。
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