9月5日（火）の為替市場ポイント
- 米国株式市場は祝日のため休場。
- ドル・円は、東京市場で146円02銭から146円46銭まで反発。欧米市場で146円30銭まで下落したが、146円50銭まで反発し、146円49銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に146円台で推移か。
- 米政策金利見通しは不透明であり、リスク回避的なドル売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
- 豪準備銀行（中央銀行）は5日開催の理事会で政策金利（キャッシュレート）の据え置きを決定する可能性が高いとみられている。
解説
- リスク回避的なドル売り：リスク回避的な投資家がドルを売り、他の通貨を買うこと。リスク回避的な投資家は、世界経済の減速や金融市場の不安定を懸念して、安全資産としての円を買う傾向がある。
- 米政策金利見通し：米国の中央銀行である連邦準備制度理事会（FRB）が、今後どのように政策金利を調整していくのかの見通し。FRBは、インフレ抑制のために政策金利を引き上げているが、今後の利上げペースや時期については、市場でさまざまな見方がある。
- 豪準備銀行（中央銀行）：オーストラリアの中央銀行。豪準備銀行は、インフレや雇用情勢などを総合的に判断して、政策金利を決定している。
テクニカル分析
１時間足チャート：今回の上げ波動の基準になっていたH4Lineを割り込むか、あるいは、タッチで反発するのかに注目してください。ファンダ要因で割ってくる可能性も考えられます。
まとめ
9月5日（火）の為替市場では、ドル・円は主に146円台で推移する見通し。米政策金利見通しが不透明であることから、リスク回避的なドル売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。また、豪準備銀行が政策金利を据え置いた場合、豪ドルも下落する可能性がある。
