朝一コメント:フェニックス

NYダウは269ドル高と反発。23年1〜3月期のGDP確定値が大幅に上方修正され、
また個人消費も上振れを示すなど『米景気の底堅さ』が示されました。
28日公表されたストレステストの結果も、23行すべての銀行が不況時にも
規制上必要な自己資本を維持できるとの見解が示され、金融不安も後退。

株は経済のバロメーターです。逆業績相場に入っていく兆候は今のところ出ていません。
NYダウはお伝えしている下値抵抗線を割るまでは押し目買い優勢の相場が続きます。
(次の変化日は7月7日)

日経先物は動きの読みにくい株価位置で推移しています。
少し長めに見れば調整に入っていく流れとみています。
33740円を抜けた場合はもう一段の上昇を想定していくことになり、
その場合は完全に『思惑外れ』となります。
為替も上値抵抗帯に到着しましたので、日経先物はしっかりと日柄でもいいので
調整を入れて欲しいタイミングです。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 33300円。 下 33030円。

注目点
・33050円から33030円が第一下値抵抗帯。
 ここを割れば32900円から32880円の第二下値抵抗帯を試します。

・33300円は言語化の多い上値抵抗帯。
 33220円にも上値フシがあります。

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