朝一コメント:フェニックス

NYダウは前日比265ドル高と4営業日ぶりに反発。
パウエルFRB議長の7日のインタビューが警戒していたほどタカ派寄りではなく買い直しが優勢となりました。
前週と同じく『ディスインフレーションのプロセスが始まった』との見方を示し、
『今年はインフレが大幅に鈍化する年』と述べました。

二年前はインフレを一時的だと見ていたことや、昨年の利上げ初期対応ミスから引き起こされた高インフレ。
二連発でミスしているだけにこの『インフレが大幅に鈍化する』という発言は何を根拠にと思わせる部分でした。
高い政策金利を維持する姿勢は示したものの、株式も債券市場もそうは見ていません。

この市場との溝が深まっている状態が長期化すればするほど、
市場にブレーキを掛けにくくなりバブルを引き起こします。
それだけはミスを犯して欲しくないところです。

次は11時から始まる一般教書演説後の動きに注目となります。
イケイケの市場にカンフル剤が投入されるのか、時間外の動きに注目です。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 27720円。 下 27500円。

注目点
・11時からは時間外の海外市場の動きに注目。(一般教書演説)

・60分足のリズムラインを見ての通り、上げチャネルからのリズムラインと
 下げチャネルラインからのリズムラインとが相関するタイミングは17時と18時。
 本日の場中は方向感のない動きが想定されます。

・27500円は言語化の多い下値抵抗帯。
 27700円前後は言語化の多い上値抵抗帯。
 本日はこの中の揉み合い想定。

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