NYダウは195ドル安と反落。足を引っ張ったのはJPモルガン。
投資家向けの説明会で足元の株価では「大量の自社株買いはできない」との見方を示し、
それが嫌気されました。(そろそろ自社株買いが一巡する)
ここからのNYダウは上値メドへ向かって
上がったり下がったりのジリ高な上昇を予想しています。
決算発表を前に積極的に目標株価を引き上げられているエヌビディア株は上昇。
(マイクロン・テクノロジーも目標株価を引き上げられています)
金融株の上げ足が止まり、投資資金が半導体関連株へ移動。(流動性相場)
マイクロソフトやアップルなども上昇し、ナスダックは過去最高値更新となっています。
日経先物はお伝えしている通りに上下しながら上値を追う展開となっています。
(一気に上昇しないのは長期金利の上昇や為替相場に対しての警戒があるため!)
黄ラインを突破すれば次は紫ラインに向かいます。
紫ラインを抜けば最終目標の39920円前後の上値抵抗帯を試す展開となります。
日本市場のベストシナリオは…
エヌビディアの決算発表から二番底形成の調整波へ移行。(6月13日まで調整)
米FOMCで利下げ決定から日米株式が上昇。
翌日の日銀政策の発表で『利上げなし』を決定し、日本の長期金利が低下。
0.8%を下回り、日足の黄5の上昇波動へ移行していく流れが
一番分かりやすくて攻めやすい。
6月は東京の都知事選があります。
岸田総理が6月の国会終了時に『やぶれかぶれ解散』を発表すれば、
ダブル選挙となり、政治も絡むことになるため、上昇に期待が持てます。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 39360円。 下 39040円。
39360円を抜けてくれば39550円を試す展開へ。
高値抜けでの買い(途中乗り)はリスクが高いため、
買い狙いは出来るだけ押し目を待ちたいところです。
押し目があれば39110円辺りでの動きに注目です。
ここをいとも簡単に割るようであれば39000円近くまでの
下落を想定することになります。(最大、38890円まで想定)
【寄り付きトレード】
39,360円 買い(A)
39,280円 決済(B)
▼80円