2024年4月18日 木曜日
東京株式市場:日経平均株価、続落見込み
【考察】
- 前日の米国株式市場で主要3株価指数が下落。
- ドル/円は154円台で推移し、政府・日銀の為替介入への警戒感が根強い。
- 米国FRBの金融政策への不透明感や企業業績の軟調さを受け、投資家心理は悪化。
- 日経平均は前日までの3営業日で約1560円下落しており、反発が期待されるものの、市場心理は弱気。
【その他の考慮点】
- 半導体受託生産最大手のTSMCが本日午後3時に決算発表予定。
- 大引けにかけて様子見ムードが強まる可能性。
【全体的な見通し】
前日の米国株安や為替介入への警戒感などを背景に、日経平均株価は続落が予想されます。反発を期待する向きもありますが、市場心理は弱気傾向にあり、上値は限定的と見込まれます。
【用語解説:初心者向け】
- 日経平均株価: 東証プライム市場に上場している225銘柄の株価の平均値。日本の株式市場全体の動向を表す指標として広く利用されています。
- 米国株式市場: ニューヨーク証券取引所やナスダック市場など、米国で取引されている株式市場の総称。世界経済に大きな影響を与えるため、日本市場にも影響を与えやすい。
- ドル/円: 1ドルあたりの円建て価格。為替レートの一種であり、輸出入企業の業績などに影響を与えます。
- 政府・日銀の為替介入: 市場に介入して為替レートを操作すること。円安を抑制するために実施されることがあります。
- 米国FRB: 米国の中央銀行。金融政策を通じて景気や物価の安定を図ります。
- 半導体: コンピュータやスマートフォンなどの電子機器に組み込まれる部品。近年、世界経済における重要性が高まっています。
- TSMC: 台湾積体電路製造の略称。世界最大手の半導体受託生産企業。
- 大引け: 株式市場の取引終了時間。午後3時です。
注意: 投資判断はご自身の責任で行ってください。この情報はあくまで参考情報であり、投資を推奨するものではありません。