2024年2月14日 水曜日
本日の東京株式市場の見通し:反落後、落ち着きどころを探るか
考察
- 日経平均株価は、前日の大幅高の反動や米国株の下落を受け、売り先行でスタートする見込み。
- 市場予想を上回る米CPIの結果を受け、米国株が軟調に推移し、日本株も売りが優勢となる可能性。
- 一方、下落局面では押し目買いが流入するとみられ、下値の堅さも確認されるのではないか。
- 米金利高を受けて為替相場で円安が進んでいる点も、支えになるとみられている。
その他の考慮点
- 前日の日経平均は1000円超値上がりし、大幅高となった反動で利益確定売りも出やすい。
- 米金利上昇により為替相場ではドルが150円後半で推移し、昨年11月以来の円安水準となっている。
- 円安は企業業績に対してはプラスとの思惑も、日本株を支える。
全体的な見通し
- 日経平均株価は、3万7600円~3万7900円のレンジで推移する見込み。
- 市場は方向感を探る展開となり、様子見ムードが強まる可能性。
用語解説:初心者向け
- 米CPI: 米国の消費者物価指数。家計が購入する代表的な商品やサービスの価格を調査し、前年同月比でどれだけ上昇したかを算出したもの。
- 利下げ観測: 中央銀行が政策金利を引き下げるのではないかという見方。
- 米国債利回り: 米国政府が発行する債券の利回り。
- 大型株: 時価総額が大きい企業の株式。
- 利益確定売り: 利益を確定するために株式を売却すること。
- 押し目買い: 株価が下落したタイミングで、将来の値上がりを期待して株式を購入すること。
- 円安: 円の価値が他の通貨に対して下落すること。
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