NYダウは74ドル安と続落。
米政府機関の一部閉鎖は回避されたものの、本予算がまだ成立していないことから、
つなぎ予算成立を好感した買いは限定的となりました。
米長期金利は4.70%まで上昇!
今回の調整波動は『長期金利の上昇を織り込む波動』のため、
金利上昇が止まるまで調整が続きます。
米長期金利が上昇する切っ掛けとなったのは9月の米ISM製造業景況感指数。
49.0と市場予想の48.0を上回り、好不況の境目とされる50に近づきました。
(インフレ低下の下げ止まり・高金利状態の長期化観測)
今週は雇用統計などFRBが政策運営で重視する経済指標が続くため、
もうしばらく調整は続きます。
日経先物は米政府機関の一部閉鎖の回避を切っ掛けに、
中間反転を挟むと思われましたが、その期待虚しく調整が継続中。
この感じであれば大きな中間反転を挟まず『4』の下値をつけそうな雰囲気となっています。
下の画像は週末レポートの画像です。2つの下げダビンチから外れるまでは調整が続きます。
注目の騰落レシオは昨日『109P』まで低下。株は下げてこそ上がります。
個別株組は今はよき調整とみて10月半ばまでコツコツで買い下がりましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 31700円。 下 31430円。
注目点
・31430円から31380円が下値抵抗帯。
31550円を割ってくれば下値抵抗帯までの想定は必要だと思われます。
・31700円を抜けてくれば31830円を試す展開へ!