朝一コメント:フェニックス

NYダウは前日比134ドル安と続落。
下院での債務上限を巡る合意案の採決を控え、結果を見極めたいとの雰囲気から調整が継続。
(日本時間9時半から採決。12時前後には結果は出ています)

4月のJOLTSは求人件数が市場予想を上回り、労働市場の底堅さが示されました。
(高インフレの長期化に繋がる内容)

注目されたFRB高官からの発言ですが、『6月FOMCでの利上げは見送るがその後の経済指標によって
7月以降に再利上げを行っていく』という内容でした。これは『スキップ』と呼ばれる処置で、
金融引き締めに対する出口が読めなくなり、株式市場から見れば悪手となります。
6月FOMCの金融政策発表後のパウエルFRB議長からその言葉が使われるかに注目となります。

日経先物は4時間足の下値抵抗帯を割ってきたため、目先調整入りとなっています。
本日は米議会の採決結果で大きく動く展開が想定されます。
ベストシナリオとしては、採決合意の流れから切り返し。
そして、その切り返しの上げ止まり位置で売りを狙っていきたいところです。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 30880円。 下 30670円。

注目点
・30670円を割ってくれば30500円方向。

・60分足の下げ波を通過すれば4時間の上げ波が一時的に効いてきます。
 米採決の結果発表からの動きに注目です。

・30860円から30880円が上値抵抗帯。
 ここを抜けてくれば31000円近くまでの切り返しが想定されます。

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