朝一コメント by Phoenix

この記事の投稿日時:2026年10月20日 08:07

NYダウ36ドル安、NASDAQは1.11%高、SOX指数は約2%上昇。
先週急落したAI・半導体関連に買い戻しが入り、
マイクロンやエヌビディアなどが反発。

ただし、今回の反発で最も警戒すべきはコアウィーブの信用不安です。

ゴールドマン・サックスが投資判断を「中立」から「買い」に
引き上げたことで一時7%高となりましたが、結局はマイナスで終了。

同社は500億ドル超の負債を抱え、資金調達コストも上昇。
好材料でも株価を維持できなかったことは、
AIインフラ投資に対する市場の根強い不信感を示しています。

問題はコアウィーブ1社ではなく、
巨額の借入金に依存したAI投資モデルそのものへの信用不安。
この懸念が広がれば、AI関連株全体の株価評価を押し下げるリスクがあります。

米住宅市場指数も29と約14年ぶりの低水準。
住宅ローン金利7.40%という高金利が実体経済を圧迫しています。

今回の半導体株の反発を、相場の底打ちと判断するのは時期尚早です。
今後はAIへの期待ではなく、設備投資に見合う利益とキャッシュフローを
生み出せるかが重要になります。

投資戦略は守りを優先。
短期的な反発を追いかけず、現金比率を維持します。
信用不安が落ち着き、企業決算でAI投資の収益性が確認できるまでは、
安易な買い増しを控えたいところです。

今は利益を急ぐ局面ではなく、資金を守り、
次の大きな買い場に備える局面だと考えています。
目先の中間反騰狙いをされる方は、割り切り対応の局面となります。

21日からメタの決算発表を皮切りに、
ハイパースケーラーの決算発表が始まります。
設備投資のガイダンスを上方修正してくるのか、してこないのか?
してこない場合は、半導体株はもう一段の下落想定が必要となります。
(上方修正をしてくれば、リバウンドへ!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の日経先物の注目ポイントは、上 65160円。64410円。

4時間足の13MAを終値ベースでは抜けない状況です。
(下は買うが上値は買わないという状況)
4時間足の25MAを抜けてこそ反発の兆候と見ていきましょう!

65890円を抜けば「下げのカウント崩れ」。
4時間足の青ラインの下げ波とセットで見ていきましょう。
反転の言語化数が増えてこそ、しっかりとした反転の波動です。
(ただし!今回は下落波動の中の中間反騰という見方が妥当!)

明日のメタの決算からが本番です。
昨晩のナイトと同様に、本日の場中も膠着状態が予想されます。

65120円~65170円が上値抵抗帯です。