朝一コメント by Phoenix

この記事の投稿日時:2026年10月14日 07:57

今朝のNY株式市場は、主要指数がそろって下落。
NYダウは180ドル安、ナスダックも続落。
SOX指数は5営業日続落となりました。

マイクロンは4%安。
中国CXMTの次世代DRAM技術による競争激化懸念に加え、
AIへの巨額投資の収益性にも疑問が広がっています。

一方、米大手銀行4行の決算は、そろって最終増益。
純利益は前年比14%増と好調でした。

しかし、好決算の裏側では景気減速の兆候が出始めています。
銀行経営陣からは、高金利によるIPOや企業買収の延期、
資金調達意欲の鈍化を警戒する声が相次ぎました。

さらに、米国の9月中古車卸売価格は前年比0.6%下落し、
今年初めて前年割れ。

原油高と金利上昇が消費者の購買力を圧迫し始めています。

つまり、「金利高+原油高」の悪影響が、
企業活動だけでなく個人消費にも広がり始めたということです。

BofAの機関投資家調査では、
今後6カ月以内にAI大手が設備投資を削減すると予想する割合が、
前月の14%から30%へ急増。

以前から解説してきた通り、AI相場の本当の終了サインは、
ハイパースケーラーによる設備投資の減額です。
現時点で減額は確認されていませんが、
警戒感は確実に高まっています。

2030年に向けたAI産業革命への強気姿勢は変わりませんが、
目先は高金利による景気減速とAI投資の収益性が問われる局面。
「強いうちに利益を確定し、次の大きな調整に備える!」
この投資戦略がベストと考えます。

本日はASML決算と米CPI発表日。
日経先物チャートで重要線を割るまでは強気目線継続。
割ったところから慎重姿勢に変えていきます。

・・・・・・・・・・・・・

本日の日経先物の注目ポイントは、上 68590円。下 67770円。

68375円を抜けば68590円方向です。

67770円・67550円が注目の下値ポイントとなります。

本日は後場のASML決算発表後からの上昇に期待!